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交通渋滞の原因、そのメカニズムはなに?

2016/09/26

交通渋滞2

お盆や年の瀬の帰省ラッシュを初めとする交通渋滞に巻き込まれて、約束の時間に間に合わなかったり、自動車の運転中にイライラしたりと、嫌な思いをしたことのある人はたくさんいると思います。

交通渋滞はどのような原因によって起こるのでしょうか?

そのメカニズムは何なのか探ってみました。

1.交通渋滞はなぜ起るのか?

イ、なんで渋滞?やっぱり渋滞!=「帰省ラッシュ」だけではなく「週末の家族旅行に行ったとき帰宅中の高速道路で渋滞に巻き込まれた」「毎朝の通勤途上で、いつも同じところが渋滞している・・」などということはよく聞く話です。

高速道路でも一般道路でも、大量のクルマがいっせいに移動する時間帯があります。とりわけ朝の7時ごろと夕方の6時ごろがピークになり、一日のうちでも交通量が突出して、交通渋滞が起る可能性が高くなっております。

ではどうして大量のクルマが集中移動すると、交通渋滞が起ってしまうことでしょう?

ロ、とくに高速道路では、さまざまなことが原因となって渋滞が発生しています。

主な原因としては、以下のような4つのものが考えられます。

「料金所」=かつて高速道路における交通渋滞の原因は「料金所」であると言われていました。高速道路の本線をめいっぱいクルマが走行している状況のもとでは、1車線当たり約2秒に1台の割合で料金所を通過することになります。

これに対して料金の支払いには1台当たり約20秒を要するため、本線1車線に対して料金所ブースは10箇所必要になりますが、たくさんの料金所を建設するためには広い土地が必要となりますので、現実的には困難でありました。

現在では「ETC(ノンストップ自動料金支払システム)」によって、ほとんどの料金所においては、交通渋滞は格段に減少しています。

②道路の構造(ザグ部やトンネル部)=下り勾配から上り勾配に変わる区間(サグ部)も交通渋滞を発生させる原因となりますが、このような場所においては、先頭のクルマが下り勾配から上り勾配に変わるところで知らず知らずのうちに速度が低下してしまい、その影響で後続のクルマとの車間距離が縮まり、後続のクルマが連鎖的にブレーキを踏んでしまい、その結果交通渋滞が発生しまいます。

このような渋滞の場合、その先頭には料金所などのような原因となるものが何も見当たらないので「なぜ渋滞になってしまったのだろうか?」「いつ渋滞を抜けたのだろうか?」などに気づいていないのではないでしょうか。

同じような現象はトンネルにおいても生じています。トンネルの中に入るときに、ドライバーが「暗い!」「圧迫感がある!」といった心理が働いて速度を落としてしまうことがあり、ために後続のクルマがブレーキを踏んで交通渋滞が起るのです。

③インターチェンジ等の分岐・合流部=インターチェンジ(IC)やジャンクションJCT)から高速道路の本線に合流するクルマの影響によっても交通渋滞が発生します。

2車線と1車線の道路が合流すると3車線になって良いのですが、現実には2車線になっているのかほとんどであるために、本線を走行しているクルマに合わせて速度を下げてしまうのです。

追い越し車線に車線変更するクルマも出てくるので、結果的に本線全体のクルマの流れが悪くなって、交通渋滞が発生してしまうのです。

④道路の工事や交通事故=たとえば片側2車線において道路の工事を行った場合には、通行可能な車線の数が片側1車線だけに減少してしまい、クルマがスムーズに流れなくなって交通渋滞が起るのです。

1回の工事区間や工事期間をできるだけ短縮したり、交通量の少ない深夜に工事を行うなどの対策が考えられます。交通事故が発生した場合も、同様の理由から交通渋滞を起ってしまうのです。

ハ、一般道路では大きく分けて次の2種類の原因が考えられます。

①一般道路において交通渋滞が最も多いのは交差点です。それは交差点を通過しようするクルマの台数に見合うだけの青信号の時間が確保されていないことが大きな原因となっています。

もしクルマの通行量の多い道路と少ない道路の交差点であれば、前者の青信号の時間を長くし、後者の青信号の時間を短くすればよいのです。交通量の多い道路同士の交差点においては、両方向とも長い青信号の時間が必要になりますので、立体交差点にすることも対策の一つであると考えられています。

また、交差点の右折時には反対車線を直進してくるクルマがあるために、右折するクルマは交差点内で停止して右折することができるようになるまで待たなければなりません。

このように右折待ちのクルマが待機できる右折レーンのあるなしも交通渋滞発生に大きく影響しています。

②高速道路と同様に一般道路においても、道路交通法や交通事故が原因となって交通渋滞が起ります。これ以外にも路上に駐車されたクルマや、入庫待ちのクルマの存在によっても交通渋滞が発生しまいます。

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2.交通渋滞を解消する対策

一台一台のクルマは運転者の意思によって動いているので、もし何の渋滞対策をも行わなければ、もっとたくさんの交通渋滞が発生していると思われます。

実際に身近なところで、多くの交通渋滞対策が行われています。たとえば信号機の設置もその一つです。

信号は安全を確保することはもちろん、たくさんのクルマに交差点を通過させる役割をも有しているのです。主なものは次の通りです。

イ、高速道路における主な対策

①ザグ部(高速道路の下り坂と上り坂との間の凹型となった底部)やトンネル部における「速度低下」の警告や情報提供

②ETCの導入と普及及び渋滞情報の提供並びに道路工事区間や工事時間短縮等

ロ、一般道路における主な対策

◎車線数の増加、信号機の設置・青時間の調整等、交差点での右折・左折レーンの設置、渋滞情報の提供、道路工事区間や工事時間の短縮等

ハ、交通渋滞情報の提供

高速道路や一般道路においては特殊なセンサーが設置されています。このセンサーによっての交通量や速度が検知され、交通渋滞であるどうかが判断されています。

これらのセンサーは交通量の多い高速道路では、300m~2㎞間隔に、交通量の少ない高速道路では、インターチェンジ間ごとに1箇所設置されています。

一般道路においては、信号交差点の付近にたくさん設置されています。このようにして収集された情報がすぐに処理され、リアルタイムでカーナビやラジオ、テレビ、インターネット、携帯電話、路側情報板などを通じて提供されています。

近年ではDPS(専用狭域通信)ⅮSRC(衛生測位システム)などの新技術が開発されており、近い将来もっと広範囲に正確な交通渋滞情報の提供ができるようになることと考えられています。

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3.お互いに心がけたいこと

道路の交通渋滞を解消することは、単にクルマの移動時間を短縮することができるだけではなく、ケガや病気、火事のときの救急車や消防車などの緊急車両がいち早く駆けつけることができるようになります。

環境面でも二酸化炭素などの排気ガスを減少させることができるようになって、地球温暖化防止にも貢献することができます。

交通渋滞対策は道路や交差点に信号機を整備・改良するだけではなく、一人一人のドライバーにしかできないことがあるのです。

たとえば、自動車に替えてバス・鉄道・自転車を利用したり、出発時間をおくらせたり、ルートを変更したり、あるいはクルマの通行量の多い道路や時間帯での移動はできるだけ避けるようにするなどにより、クルマの数を減らして交通渋滞を緩和し、人にも地球にもやさしい道路の使い方を心がけていくことが大切になります。

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