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中小企業の資金調達 グラウドファンディングの種類は?

2017/02/13

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中小企業の資金調達 グラウドファンディングの種類は?

1、グラウドファンディングとは

⑴グラウドファンディング(CrowdFunding)

⑴グラウドファンディング(CrowdFunding)とは、群衆を意味する「グラウド」(crowd)と資金調達を意味する「ファンディング」(funding)を組み合わせた言葉です。

これまでの資金調達は、とりわけ中小企業の場合、銀行等の金融機関を中心に少数の資金提供者から多額の資金を提供してもらうスタイルであったが、グラウドファンディングでは、これとは逆の発想で、不特定多数の個人から少額ずつ資金を調達していく方法です。

インターネットなどを活用して、一度に何百・何千人という潜在的な資金提供者にアクセスすることができることで成り立っています。

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資金を募るプロジェクトの内容は多彩で、個人が自身の音楽・出版活動などのために立ち上げたり、中小企業や上場企業が特定のプロジェクトのために起案することもあります。

また資金調達をするだけではなく、プロジェクトの開始前から、そのプロジェクトに賛同する潜在的なファンを増やしていくことができるというマーケティング効果もあります。

資金を提供する側は個人であるため、その個人に対していかにアピールすることができるかがグラウドファンディングによる資金調達の成否のカギを握っています。

グラウドファンディングでは、資金提供を受けるプロジェクト起案業者と資金提供する個人の支援者をマッチングざせるために存在するグラウドファンディング運営会社に仲介手数料が入ることで成立するビジネスモデルです。

⑵グラウドファンディングの種類

①寄付・購入型=資金提供者はプロジェクトの内容に賛同して支援したいとの思いから出資するケースが多く、金銭的な見返りを求めないのが特徴であります。

②貸付型=通常の融資と同様に、資金提供者には利息がリターンとして支払われます。リターンは金銭的なものであるが、それにとどまらず社会的に意義のあるプロジェクトに貢献しているのだという満足感を得ることができます。しかし元本保証はなく、思わぬ損失を被るリスクもあります。

③投資型=上場前のベンチャーなど未公開企業に対して株式の形態で投資できるものです。

2、なぜグラウドファンディングは中小企業にとって魅力的なのか?

⑴グラウドファンディングは資金の調達段階にもさまざまな魅力あります。

とりわけ購入型のクラウドコンピューティングにおいては、金銭的な見返りはないものの、プロジェクトに対する見込み客やファンの獲得、マーケティングやPR面での大きな効果を期待することができます。

たとえば下請専門の製造業者が、新たに自社ブランドの新商品を開発する場合を考えてみると、通常はその商品開発することができちとしても、それをユーザーに伝えていく活動や販路の開拓などについて悩まされるというケースも多いのですが、グラウドファンディングを活用した状態で新商品の開発することができるので、資金繰りも安定するのです。

⑵またPR面においても大きなメリットを享受することができます。購入型のグラウドファンディングにおいては、「企業は資金調達を実現したい」「グラウドファンディング運営会社は資金調達が成功して仲介手数料を得たい」「資金提供者はその新商品が欲しい」というようにステークホルダー(利害関係者)全員が、資金調達の実現に強い動機と関心を持つことになるため、各自がそれぞれの立場からPRに励むという構図になるのが一般的です。

たとえば資金が集まらなければ新商品は開発することができないわけですから、新商品が欲しくて資金提供をしている人は、何としても資金集めを達成させようという気持ちになって、自分の友人知人に「こんなに面白い新製品開発の話があるので、一緒に投資し応援しよう。」と宣伝してくれるというわけです。

そしてその流れが大きくなって、当初の目標を大幅に上回る資金が集まると、そのこと自体がまた話題になるというように相乗効果を期待することができます。

⑶ニーズの調査に活用できるというメリットもあります。購入型のグラウドファンディングにおいては、「製品アイデアに資金を提供してくれる人が何人いるか」という実際の需要を事前に知ることができます。

また資金提供者から要望や提案が出る可能性もあるため。より深いニーズを把握することができます。

⑷何よりも実際に資金提供者が一定数集まるということは、そのプロジェクトが社会的に評価を得たことになり、融資や出資の交渉を有利に進めることができるようになる可能性が生まれてくるのです。

3、どんなグラウドファンディングが理想的なのか?

⑴運営事業者

運営事業者にはさまざまなものがあるが、代表例は、

①JAPANGIVING 一般財団法人ジャパンギビング =寄付型

②READYFOR?   株式会社READYFOR =購入型

③CAMPFIRE    株式会社ハイパーインターネッツ゚ =購入型

④Makuake     株式会社サイバーーエージェント・グラウドファディング =購入型

⑤Maneo       Maneoマーケット株式会社 =融資型

⑥Crowd Bank   日本グラウド証券株式会社 =融資型

⑦セキュリテ       ミュージックセキュリティーズ株式会社 =投資型

⑵購入型

⑵購入型の場合、Webサイト経由で申込み、審査を経て問題がなければWebサイトに掲載される。資金を出してみたくなるような魅力的な企画であることが重要なのです。

掲載内容については、仲介業者が助言してくれるので、それに従って準備をすればよい。掲載内容のなかで重要なのがリターンの設定です。たとえば「1万柄の出資者には○○」「5万柄の出資者には△△」をお返ししますというように「出資メニュー」を考えればわかりやすい。

低額のメニューを用意して幅広い人々から出資を募るのが、リターンを魅力的なものにするかわりに高額メニューを充実してコアなニーズに訴えるのか等、資金調達の多寡はこの設定の巧拙によるところが大きいのです。

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⑶資金の受け取り

⑶購入型の資金の受け取りに関しては、「達成時支援型」「即時支援型」という2つの契約タイプがあるが、事業者によってはどちらか1つしか対応していないところもあるので注意を要します。

「達成時支援型」で期限までに集まった資金が目標金額に達していないと、その時点で集まっている資金すらも手にすることができません。

「目標金額を達成後」に支援するという意味が込められており、安易な資金集めや詐欺などを排除するためのルールと言えます。

一方「即時支援型」では期限内に目標金額に達していなくても、その時点で集まっている資金を得ることができます。

いずれにしても仲介手数料の額やマーケティング面などのメリットを勘案して費用対効果を判断することが必要です。

⑷融資型や投資型

⑷融資型や投資型においては、金融商品取引法の制約のなかでプロジェクトを設計する必要があり、購入型よりも審査が厳しくなっています。

利用するためのステップやフローも異なるため、グラウドファンディング運営事業者に相談しながら進めるのがよいでしょう。

また購入型や投資型においては、アイデアを公開することになるので、特許や知財管理面でも注意しなければならないのです。

 

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