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裸祭り黒石寺蘇民祭の由来・日程・行事内容は?

2017/02/10

sominnsai

裸祭り黒石寺蘇民祭の由来・日程・行事内容は?

髭面で胸毛の濃い男性のポスターで有名になった蘇民祭。

岩手県県内では、1月から3月にかけて、いくつもの無形民俗文化財である蘇民祭が開催されます。

その中でも、黒石寺(こくせきじ)で行われる蘇民祭は、奇祭と言われ日本三大裸祭の一つに数えられています。

山内川(瑠璃壺川)で身を清めた男達が蘇民袋を争奪する姿は熱気に包まれ圧巻です。

ここでは、黒石寺蘇民祭2017の由来・日程・行事内容をご紹介します。

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蘇民祭の由来・蘇民信仰

蘇民祭は、蘇民の物語から五穀豊穣や病気平癒を願うために、生まれたままの姿で神仏の前に立つという祭りです。(現在は警察の指導で下帯が着用され全裸ではないです。)

 

昔々、蘇民という人物がいました。

蘇民は大変貧しかったのですが、困っていた旅人を泊めて精一杯のもてなしをしました。

実はその旅人は武塔神(たけあきのかみ)という神様でした。

武塔神は旅の帰りに、再び蘇民の元へ立ち寄ります。

そして、芽の茎で作った輪=茅の輪(ちのわ)を身に着けて、蘇民の子孫であると唱えれば、無病息災が約束されると告げました。

武塔神は須佐之男命(すさのおのみこと)と同一神仏であると言われています。

 

天台宗 妙見山黒石寺

 黒石寺は、天平元年(729年)に行基菩薩の開基と言われています。

本尊にある薬師如来座像には、貞観四年(862年)と造像銘があるほど、歴史のあるものです。

黒石寺においては、武塔神の正体は薬師如来とされているので、1000年以上の昔から蘇民の物語が信じられてきたことがわかります。

こうしたことから、平安時代の中期には蘇民祭の原型が出来上がっていたと考えられています。

 

黒石寺蘇民祭の日程・行事内容

日程

黒石寺蘇民祭は2017年(平成29年)2月3日夜10時~4日明け方に行われます。

岩手県奥州市水沢区黒石町山内17

電話 0197-26-4168

アクセス

▶東北本線水沢駅よりバス30分、タクシー20分
▶東北本線水沢江刺駅よりタクシー15分
▶東北自動車道水沢ICより車25分
▶東北自動車道平泉前沢ICより車20分

行事内容

各地の蘇民祭ごとに祭りの詳細は違いますが、黒石寺の蘇民祭の行事内容を時系列に紹介します。

 

まずは、裸参りです。

午後10時頃、厄年の人や一般祈願の人々がロウソクを灯した角燈を持ちます。

そして、瑠璃壺川で身を清め、本堂を三巡して、五穀豊穣などを祈願します。

 

次は、柴燈木登りです。

午後11時半頃、五尺の松の木を井桁に積み上げて火を点けます。

この上に上って火の粉を浴びて、身を清めます。

 

午前2時には、別当登りが始まります。

住職が本堂に登り、護摩を焚きます。

 

午前4時には鬼子登りです。

数え年7歳の男の子2人が麻衣をつけて、鬼面を逆さに背負います。

男の子2人は鬼子と呼ばれます。

鬼子は大人に背負われて本堂に入ります。

鬼子が本堂に入ると、住職が外に出て、曼荼羅米を撒きます。

そして、燃え盛る松明のまわりを鬼子が三度回ります。

 

鬼子登りが終わると、

最後に、裸祭りのハイライトである蘇民袋争奪戦が行われます。

熱気に包まれた中で、男たちが裸で、氷点下の中で汗だくになりながら蘇民袋を奪い合います。

麻袋で出来た蘇民袋を引き裂き、中に入っていた小間木が飛び散り境内の男女が競って拾います。この小間木を持っている者は、厄災をまぬがれるといわれているからです。

柴燈木登りに参加した男達が、カラになった蘇民袋を数時間あまり激しく奪い合います。

最終的に、取主になったものが判定され、東西どちらの土地が豊かになるのか決まります。

そして、蘇民祭は終了となります。

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以上、黒石寺蘇民祭の由来・日程・行事内容をご紹介しました。

地元の人以外でも、境内で届け出をすれば参加可能ですので、ぜひ蘇民祭に参加してみてください。

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