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急増している高齢者の交通事故、その原因は?

2016/09/26

高齢者運転

高齢社会に突入しつつある現代の日本においては、高齢者による交通事故が急増しておりまして、後を絶たない状態となっています。

その内容も、高齢者が歩行者として被害者になるケースの事故だけではなく、運転者として加害者になるケースの事故が増えているのです。

なかには自身の子や孫までも巻き込んだ大事故を起こしてしまうケースも少なからず見受けられます。

このような高齢者の交通事故とその原因について考えてみたいと思います。

高齢者による交通事故が多発しているのは何が原因なのでしょう?

どんなに道路の整備が進められても、またどんなに自動車の性能が良くなったとしても、なかなか交通事故を根絶することができません。

またどんなに運転の自動化が進んだとしても、最終的な判断は依然として運転手に委ねられているからなのです。

そしてその一方で運転歴の長い高齢者による交通事故が後を絶たない現実があります。

とりわけ高齢者が歩行者として事故に遭うのみならず、高齢者が運転手として起こしてしまう事故も、近年とみに目立つようになってきています。なぜ高齢者が絡む交通事故がおこるのでしょうか?

老化は交通事故の大敵なのです。

高 齢者の交通事故の原因として最も大きいのは「老化による運転能力の低下」であります。老化現象は残酷な程に身体に現れてきます。とくに運動能力や思考能力 などに与える影響は大きく、若い頃は背筋をピーンと伸ばして歩いて、当意即妙の呼吸で返答できていたのに、年老いた今となっては腰を曲げて歩き、ゆっくり たっぷりと間を空けて返答しなければならないならなくなってしまうのです。

これらの能力の低下は、自動車を運転する者にとっては、致命的なマイナス要因となってしまうのです。

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アクセルとブレーキの踏み間違い

アクセルとブレーキ

マスコミで報道されている高齢者の交通事故において、よく「アクセルとブレーキを踏み間違い・・・」というフレーズが出てきます。

たとえば、コンビニエンスストアの駐車場などに止めるときに、ブレーキだと思ってアクセルを目一杯踏み込んで暴走してしまったり、前方車両が赤信号で停車しようとするのに合わせようとして、アクセルを踏み込んでしまったりというような間違い事故が意外と多いものです。

パ二ックを起こさない状況下ではあっても、瞬間的に「いま自分が踏み込んでいるペダルはアクセルなのかブレーキなのか」を判断することができなくなってしまうことが、高齢者による交通事故には多く見られるようです。

高速道路での逆走事故の7割は高齢者の運転

判 断ミスによって起こされる交通事故の一つには、「高速道路における逆走事故」があります。時速80キロメートル以上で走行する車両が多い高速道路を逆走し て、前から走行してくる車両と正面衝突を起こし、悲惨な致死傷事故につながってしまうケースが多いのが特徴となっています。

警察庁の調査によると、400件にも及ぶ高速道路逆走事故の約7割は、高齢者が運転していたことによって引き起こされていることが明らかになっております。

高速道路での逆走事故は、パーキングエリアとかサービスエリアを出るときに右折して発進するという、ある意味では単純なミスが原因となって引き起こされているのです。

とりわけ高齢者の場合には、「どちらに曲がればよいのだろうか?」というようなごく初歩的なこと自体を忘れがちとなることから高速道路における逆走事故を引き起こしてしまっているようであります。

反応の遅れに事故

どんなに気が若くて、「まだまだ若い者には負けない!」と思っている高齢者であっても、若い世代の人たちに比べると、どうしても反応が遅れてしまうものです。

そしてこの反応の遅れが自動車事故の原因につながっていくわけなのです。

たとえば交差点で右折しようとするときには、対向車線に直進車が来たら、通常はブレーキをかけてやり過ごそうとするものなのですが、高齢者の場合においてはブレーキに足を移すのが遅れ、そのまま右折を続けてしまって、直進車と正面衝突するというケースがあるのです。

す なわち高齢者になると、周囲の状況に対する反応の遅れ、脳から手足に指令が伝わる速度の遅れ、筋力の低下によってアクセルとブレーキが十分に機能する程度 の踏み込みに達するまでの時間の遅れなどの要素が加わって、ブレーキをかけるのが間に合わなくなってしまうことが多いものです。

高齢者ドライバーの運転技術の自覚と運転免許の返納が課題

度重なる高齢者ドライバーによる交通事故の多発は、警察庁にとっても頭の痛い問題となっているようであります。

そのため現在では運転免許更新期間満了に際しては、70歳以上のドライバーに対して、「高齢者講習」を受けなければならないことになっています。

また自分の運転技術に不安のある高齢者は、自主的に運転免許を返納することができる制度が設けられています。

しかしながら、運転免許の返納は70歳以上のドライバーの主体性・自主的な判断に委ねられているために、自分の運転技術を過信している高齢者が残ってしまうというデメリットがあります。

場合によっては、交通事故で運転免許を没収されているにもかかわらず、自動車の運転をしたり、自分の自動車を処分していたとしても、家族の自動車を勝手に使って運転するというケースも少なからずあるのです。

交通事故を減少させていくためには、高齢者ドライバーにどのように対処していくべきかが大きな課題となっているのです。

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