生活お役立ち情報・楽しい面白い日にしたい!

生活お役立つ情報があなたの暮らしを応援します。

生活

選挙権年齢が18歳に引き下げられたメリット・デメリットとは?

2017/01/26

2016年6月6日に公職選挙法が改正され(19日施行)、選挙権年齢が「20歳」から「18歳」に引き下げられる事になりました。

これは選挙権年齢が25歳から20歳に引き下げられた1945年以来、実に70年ぶりのことになります。

18歳19歳の約240万人の人たちが、投票することができる権利を手にすることになるわけです。世界の8~9割の国々ではすでに18歳になると選挙権を持つことになっています。

投票日の翌日までに18歳になる人で、選挙人名簿に登録されていれば、投票書が事前に届き、投票することができます。また最寄りの市区町村の役所で期日前投票することもできます。

そこで今回はこれに対してどのように受け止め対処すればよいのだろうか?

またどのようなメリットやデメリットがあるのだろうか?などについて考えてみたいと思います。

スポンサードリンク

なぜ選挙権を拡大したのか?

いま日本は少子高齢社会に突入しており、投票することができる若者の数を増やさないと国会や地方議会が高齢者のための意見ばかりになることを避けると同時に、若い世代に政治に対して関心を持ってもらい、その声を政治の場に反映させ、活かしていくという意図が底流にあるのです。

主なメリット

政治に関心を持ち、選挙の投票に行くという行動を繰り返していくこによって民主主義政治が少しずつ形づくられ、成熟していくのです。これが最大のメリットであると言えるでしょう。

ちなみに引き下げの対象となるのは、衆議院議員選挙と参議院議員選挙、地方公共団体の首長と議会議員選挙に加えて農業委員会の委員選挙なども含まれます。

最高裁判所裁判官の国民審査や地方公共団体の首長の解職や議会の解散の請求(リコール)などを受けて行われる住民投票の投票資格も同様に18歳以上になります。

18歳及び19歳の選挙運動も認められます。

デメリット

デメリットとして考えられるものは、買収など連座制の対象となるような重大な選挙違反をした場合には、原則として成人と同様に刑事裁判の対象となります。

選挙権を持つということには、このように重大な責任が伴っていることも認識しておかなければならないでしょう。また学校や教師の影響を受け易く、偏った政党支持になる可能性があることもデメリットであると考えられます。

 

「18歳選挙権」をどのように受け止めれば良いのか?

イ、まず選挙の際には、候補者や政党が直接発信していく情報をチェックする必要があります。

選挙公報は候補者の氏名や写真、公約などがまとめられている文書で、各家庭に配布され、あるいは新聞と一緒に配布されることもあります。また政見放送は、テレビやラジオを通じて、立候補者の動機や公約などを語る番組です。

マニュフェストは政党が公約をまとめたものです。政策の実施時期やそのためにどのぐらいお金がかかるのかなども記されています。冊子にして配られるほか、政党のウエブサイトでも読むことができます。

ロ、選挙の際には欠かせないメディアが新聞です。新聞は選挙の「争点」を示して政党や候補者を比較して、主張の違いなどを解説しています。

各党が前回の選挙で何を主張し、それがどの程度実現できたかを検証したり、候補者の経歴や人物像なども一覧できるようにしたりしています。

世論調査や取材に基づく情勢分析や選挙結果の分析など、客観的立場で伝えているのも特徴となっています。

政治の専門家や各界著名人の多様な意見なども紹介しています。これらの記事は政治面を中心として掲載されています。

また選挙については、連載記事として社会面や地域面などでも報じられています。具体的な事例を交えてわかりやすく伝えているので、連載ものを探すことも有益です。

新聞は選挙を多様な視点・手法で解説・分析しており、読者に広い視野から考えていくことができるようなヒントを提供していますので、普段から新聞を読んで、政治の動きを知ることによって、より理解が深まっていくことでしょう。

また複数の新聞を読み比べるとより効果的です。さらに関心のある新聞記事を切り抜いて、それをノートにまとめていけば、気になるテーマの流れがわかりやすくなって、選挙のときだけではなく、受験勉強や就職活動にも役立ちます。

 

主体的な意見をもった大人となるために

選挙権を持つ以上、政治経済や社会のことをよく知るように努力することが大切になります。

新聞はあらゆる年代の人たちが理解することができるように書かれてあり、その内容も、政治、経済、文化、スポーツ、エンタテイメントに至るまで、さまざまな分野に関する記事が満載されていて、世の中の出来事を効率良く知ることができます。

また新聞という情報メディアを共有することによって家族や友人あるいは同僚などの間でのコミュニケーションの促進にもつながっていきます。

できれば10代のうちから、新聞のあるライフスタイルを確立していくことが大切であり、メディアから適切な情報を得る力が身につくようになって、社会に対する自分の主体的な意見をもった大人となる第一歩を踏み出すことになるのです。

初めての選挙権を行使する経験するこの機会に、これらのことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

-生活